平成27年度兵庫体育・スポーツ科学学会総会、及び第26回学会大会報告

  平成27年6月6日(土)午後、昨年に続いて兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパスを会場として、兵庫体育・スポーツ科学学会総会及び第26回学会大会が開催されました。

 総会では、昨年度事業報告や決算、さらに今年度事業について審議がなされ、滞りなく承認されました。

 引き続いて行われた学会大会では、まず同志社大学スポーツ健康科学部教授の藤田紀昭先生をお招きして、「障害者スポーツの展望と課題」と題した基調講演がありました。先生からは、2020東京パラリンピックに向けて障害者スポーツをいかに普及・振興していくかについて、調査結果を用いながら分かりやすくお話をいただきました。フロアーの会員は講演を聞きながら、まずは兵庫県の障害者スポーツの普及に学会としても協力していかねばという思いを強く持つことができたのではないかと思います。

 その後の発表部門は、学部学生によるポスター発表からスタートしました。これまでも意欲的に参加してくれていた神戸大学に加えて、兵庫大学と大阪国際大学の学部生からもフレッシュな発表があったことがうれしいことでした。さらに、一般研究発表の部門でも、ポスターが4題、口頭が18題の計22題の発表が行われました。このように、新たな大学や機関関係者の発表、さらに多様な研究領域からの発表が多くみられたことで、学会大会が熱気溢れるものとなり、最終的には参加者が100名を越えることとなりました。

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また、夕刻からの会場を移しての懇親会では、会員のギター演奏という素晴らしいパフォーマンスもあるなど、大変な盛り上がりを見せました。

 最後になりますが、来年度は新たな役員体制で学会大会を企画・運営することになります。2年間の大会運営が何とか無事に終わりましたのは、ひとえに会員の皆様のご協力のお陰と感謝しております。来年度もほぼ同時期の開催を考えておりますので、是非ともご予定下さいませ。

学会担当理事