第32回学会大会が開催されました

 令和365日土曜日、令和3年度兵庫体育・スポーツ科学学会総会及び第32回学会大会が開催されました。

誌上開催となった昨年度に続き、今年度も、芦屋大学の皆様に、学会開催に向けご検討いただいておりました。しかしながら、いまだコロナ禍の終息は見通せず、対面式学会を安全に開催することは困難であるとの判断から、芦屋大学での開催を断念し、今年度は、Zoomによるオンライン開催とすることとなりました。

青木敦英先生をはじめ、芦屋大学の皆様には、日程調整、会場確保等にご尽力いただき、誠にありがとうございました。コロナ禍が過去の出来事となり、芦屋大学の素晴らしい施設をお借りして、本学会を安全に開催させていただける日が来ることを、心より願っております。

さて、初のオンライン開催となった今年度の学会大会では、PC画面の共有、という発表特性から、例年の「学部生ポスター発表」が、「学部生発表(パワーポイント・横スライド・計1枚)」に変更されました。今年度のエントリーは7件でした。各発表において、要点を簡潔にまとめた優れたスライドが示され、3分間の発表に対し、3分間の活発な質疑応答がみられました。審査の結果、学生優秀発表賞には、森広薫ほか、「静的立位における認知課題提示のコントラストに関する試験的研究」が選出されました。

続く一般研究発表では、50名を超える会員が参加する中、計10演題の発表が行われました。オンライン開催に不安もありましたが、発表者の先生方のご協力により、各発表は滞りなく進行し、発表後には活発な議論が行われました。秋元が担当した、タイムキーパーによる発表時間の通知が機能しなかった(マイク越しにベルを鳴らすもほとんど聞こえなかった)点は、事前に確認すべきであったと大いに反省しております。

例年とは異なる開催方法となりましたが、参加いただきました皆様には心より御礼申し上げます。学会大会の広報と事務面を支えていただきました本学会事務局の森田啓之先生、小田俊明先生、中須賀巧先生(兵庫教育大学)にも、改めまして御礼申し上げます。また、当日の座長、懇親会進行は、学会大会委員会の木村哲也先生(神戸大学)、矢野琢也先生(兵庫大学)、金山千広先生(立命館大学)、高松祥平先生(神戸親和女子大学)にご担当いただきました。ありがとうございました。現体制での学会大会委員会は本大会終了をもって解散いたします。次年度以降は、新委員長の森田啓之先生の下、新体制の委員会により学会大会の開催が検討されることになります。引き続き、多くの会員の皆様、学部学生の皆様に参加いただけますよう、お願い申し上げます。

(学会大会委員会委員長 秋元忍)