学会大会

令和5年度秋季シンポジウムの報告

 令和5年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウム

テーマ:
大学の資源を活用した持続可能な地域のスポーツ環境の構築に向けて

 令和5年12月10日(日)、兵庫体育・スポーツ科学学会秋期シンポジウムが武庫川女子大学中央キャンパス公江記念館で開催されました。パネリストに武庫川女子大学健康・スポーツ学部学部長でスポーツクラブ武庫女代表の渡邊完児氏、甲南大学全学共通教育センター教授でKONANスポーツクラブ指導者の桂豊氏、芦屋大学臨床教育学部准教授でサッカー部監督の金相煥氏、兵庫スポーツ協会地域スポーツ振興課地域スポーツクラブ推進員の與那覇秀勲氏の4名を迎え、大学のヒトやモノなどの経営資源を活用して多世代参加やアスリート育成などに取り組む各スポーツクラブの状況、そして持続可能な地域スポーツ環境の実現に向けてそれぞれの立場からご発表いただきました。パネリストの方々からは、クラブ員の減少や指導者人材の確保等、様々な課題への対応に追われながらも、大学としてクラブに対する地域の多様なニーズに応えるために実践してきた過去から現在までの取組、そして今後の展望などをご紹介いただきました。ディスカッションでは、ファシリテーターに芦屋大学の青木敦英氏を交え、パネリストの先生方への質問を中心にフロアの皆さんとともに議論を深めました。今後、大学発のスポーツクラブが地域にスポーツ環境を提供し、住民の日常的なスポーツ機会を実現する場となっていくために、大学の資源をいかに効果的に活用していくべきか、活発な情報交換が行なわれました。予定時間を越えて熱い議論が交わされるなど、今後の地域スポーツ環境のあり方と大学に期待される役割について強い関心と期待が寄せられている様子を伺うことができました。

(神戸大学大学院 乾 順紀)
 

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令和5年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウムのご案内

 令和5年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウム

テーマ:
大学の資源を活用した持続可能な地域のスポーツ環境の構築に向けて

 兵庫県では、地域に根差したスポーツ環境として、総合型地域スポーツクラブが小学校単位に設立され、地域スポーツ推進の中心的な役割を果たしてきた。しかしながら、近年はクラブ員の減少や指導者の高齢化等の課題も見られ、県教委が掲げた「10年プラン」を踏まえ、クラブのNPO法人化による持続的な運営の促進と休会の選択肢に揺れ動いていることが推測される。また、今年度より中学校の休日運動部活動の地域移行が段階的に始まり、学校スポーツも大きく変わろうとしている。社会課題や多様なニーズを携え、これまで子どもたちのスポーツ実施を支援してきた学校部活動と地域のスポーツ環境は、今まさに転換期にあると言えるであろう。
 本シンポジウムでは、大学の「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営資源を活用し、地域の子どもから高齢者までの多世代参加や、小中高大の一貫指導ならびにアスリート育成、大学生のスポーツクラブ参画など、様々な対象者と参加ニーズに応じたスポーツクラブの取り組みに注目する。今後、大学発のスポーツクラブが地域に根差したスポーツ環境の提供ならびに住民の日常的なスポーツ実施の受け入れ先となっていくために、すべての人たちにとって望ましいスポーツの機会保障や地域での持続可能性等、様々な観点から語り合う。学会として、教育機関と地域が連携・協働する取り組みにどのような支援ができるかを多角的に探り、兵庫県内の地域におけるスポーツ振興の可能性について考える。
 

日時・会場:2023年12月10日(日) 14:00~16:00(受付 13:30~)
武庫川女子大学 中央キャンパス 公江記念館地下1階大講義室
参加費:無料
参加方法:当日会場にて受付 

案内チラシはコチラからダウンロードいただけます。

◎パネルディスカッション 14:00~16:00
<パネリスト>
渡邊 完児 氏(武庫川女子大学健康・スポーツ科学部学部長、スポーツクラブ武庫女代表)
桂 豊 氏(甲南大学全学共通教育センター教授、スポーツ・健康科学教育研究センター兼任研究員、KONANスポーツクラブサッカー&フットサル指導者)
金 相煥 氏(芦屋大学臨床教育学部准教授、サッカー部監督)
與那覇 秀勲 氏(公益財団法人兵庫県スポーツ協会地域スポーツ振興課地域スポーツクラブ推進員)

<ファシリテーター>
青木 敦英 氏(芦屋大学臨床教育学部教授)
<司会> 
谷 めぐみ(摂南大学現代社会学部講師)

参加費:無料
主催:兵庫体育・スポーツ科学学会

第34回学会大会が開催されました

令和5年度総会・第34回兵庫体育・スポーツ科学学会大会が開催されました


 5月27日に、神戸女子大学ポートアイランドキャンパスにて令和5年度総会・第34回大会を開催し、無事終了しましたのでここに報告申し上げます。以下に、本学会大会について報告させていただき、大会後記とさせていただきます。
 12時30分からの総会では、前会長の土肥隆先生(兵庫県立大学)の挨拶に始まり、議長は船越達也先生(京都光華女子大学)が務め、各議題について進行しました。森田啓之理事長(兵庫教育大学)より令和5年度・6年度の役員体制について報告され、今後ますます、本学会と地域との協働を通じた学会大会の開催や体育・スポーツに関する調査・研究、ひょうごスポーツタレント発掘プロジェクト、ひょうご地域スポーツ振興プロジェクト、機関紙発行などのあらゆる分野での事業の推進が期待されます。令和5年度学術研究助成には、大西竜生先生(神戸大学大学院)による研究が奨励研究として採択されました。
 13時20分からの学部生によるポスター発表では、小坂美保先生(神戸女学院大学)の進行のもと、自然科学・人文社会科学領域までの幅広い研究テーマに関して3分間の発表が行われた後、10分間の意見交換が行われ、会場では、学祭的な視点から非常に熱の籠った議論が交わされました。14時30分からの一般研究発表では、2つのセッションに別れて発表が行われました。第1セッションでは、青木敦英先生(芦屋大学)が座長を務め円滑な進行のもと演者より発表が行われ、中でも3題目の発表では、令和4年度学術研究助成を受けた登賢太郎先生(神戸大学大学院)により、「大学野球選手におけるバッド選びに関する研究―バットを握ることとバットの特性との関係―」と題し、成果報告が行われました。各発表に対しては、フロアから質疑がなされ、活発的な意見交換が行われました。第34回学会大会では、学部生によるポスター発表(10演題)、一般研究発表(10演題)で合計20演題をご発表いただきました。一般研究発表の後には、谷めぐみ先生(摂南大学)より、学部生によるポスター発表の最優秀賞と優秀賞が報告されました。最優秀賞には、久下潤先生ら(兵庫県立大学学生)による研究発表、優秀賞には、原あいり先生ら(流通科学大学学生)と榮蒼先生ら(流通科学大学学生)による研究発表が選出されました。その後、以上3つの研究発表に対して、鵤木秀夫会長(兵庫県立大学)より、賞状および副賞が贈呈されました。
 一般研究発表の後には、アリストンホテル15階 アンダルシアにて、懇親会が開催されました。懇親会は4年ぶりの開催となったことから、参加者間では活発な情報交換が交わされ、終始笑い声が絶えない様子でした。このように懇親会では、様々な研究分野に触れられるだけでなく新しい方々との出会いもあり、今後の研究や開発のヒントが得られる非常に有意義な機会になったのではないかと思います。
 本学会の運営にご尽力いただきました坂元美子先生(神戸女子大学)に深く感謝いたします。また、運営スタッフとして準備の段階から当日まで活躍してくれた学生の皆様に感謝いたします。
 最後に、本大会に参加された全ての皆様に感謝いたします。以上をもちまして大会後記とさせていただきます。

(九州共立大学 松﨑 淳)
 

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令和5年度兵庫体育・スポーツ科学学会総会及び第34回学会大会(ご案内)

 今年度の学会大会のお知らせです。
以下、開催概要を記載いたしますので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。


(1) 期日:2023年5月27日(土)12時半〜 

(2) 会場:神戸女子大学ポートアイランドキャンパス(〒650-0046神戸市中央区港島中町4-7-2) 
三宮駅からポートライナーの神戸空港・北埠頭方面行き等を利用(約10分)「みなとじま駅」下車
西へ徒歩約5分

(3) プログラム(時間は、発表演題数により前後することがあります)
総会   12時30分~13時20分
学部生発表(ポスター形式)    13時20分〜 
研究発表、実践報告、事例報告   14時30分~
懇親会(場所:アリストンホテル15階 アンダルシア)   17時30分~


第34回学会大会のご案内

第34回学会大会申込書

第34回学会大会プログラム

令和4年度秋季シンポジウムの報告

 令和4年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウム

テーマ
「兵庫県の運動部活動の地域移行に向けて~中学校運動部活動と地域スポーツクラブとの連携~」

 令和4年12月11日(日)、兵庫体育・スポーツ科学学会秋期シンポジウムを神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパスで開催しました。基調講演では、岐阜県羽島市役所市民協働部スポーツ推進課の中尾聡氏を招聘し、全国的にも先進的な取組事例として知られる、はしまなごみスポーツクラブと羽島市立竹鼻中学校の実践についてお話しいただきました。続いてのシンポジウムでは、兵庫県教育委員会・市町自治体・総合型地域スポーツクラブのそれぞれの立場から部活動の地域移行への期待や取組状況、今後の展望などを紹介いただきました。ディスカッションでは、羽島市役所の中尾氏を交え、事前にいただいた質問に応えながらフロアの皆さんとともに議論を深めました。予定時間を越えても多くの方が挙手され、熱い議論が交わされた様子をみて、本テーマへの強い関心と期待が寄せられていることを改めて実感しました。
 当日の講演内容及びシンポジウムの概要については、以下よりご確認ください。
【令和4年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウム 概要】

(兵庫県立大学大学院 與那覇 秀勲)

 

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2022年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウムのご案内

 令和4年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウム

テーマ:
兵庫県の運動部活動の地域移行に向けて~中学校運動部活動と地域スポーツクラブとの連携~

 学校を中心とした運動部活動は、教師の勤務を要しない日や終業時間超過を含め献身的な指導によって支えられてきたが、長時間勤務の要因であることや、特に競技や指導経験がない教師、指導を望まない教師には大きな負担となっている。こうした状況を踏まえ、スポーツ庁は令和2年9月「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革」の指針として、学校と地域が協働・融合した部活動の具体的な実現方策とスケジュールを明示した。令和5年度より中学校の休日運動部活動の段階的な地域移行を進めていくとし、今後は運動部活動の指導や大会引率を教師に頼らない体制整備が求められる。
 兵庫県では、2000年より「スポーツクラブ21ひょうご」事業をスタートさせ、小学校区ごとに827の総合型地域スポーツクラブが設立され、地域スポーツ推進の中心的な役割を果たしてきた。近年はクラブ員の減少や指導者の高齢化等の課題も見られ、設立から20年を超えるクラブにとっては変革期を迎えている。
 本シンポジウムでは、兵庫県内における休日の中学校運動部活動の段階的な地域移行に向け、教育機関や地域の受け入れ先の動向に注目する。子どもたちにとって望ましいスポーツの機会保障や持続可能な地域での試み等、様々な観点から語り合う。学会として、学校運動部活動と地域が連携・協働する取り組みにどのような支援ができるかを多角的に探り、兵庫県における地域スポーツ振興の可能性について考える。


日時・会場:2022年12月11日(日)14:00~16:00 (受付 13:30~)
神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパス B号館3階 301講義室
参加費:無料
参加方法:Webからの事前申し込みにて受付(先着200名)
下記URLよりお申込みいただけます。
https://forms.gle/RebAvXf4niAjhGW9A
申し込み締め切り:2022年11月30日(水)

案内チラシはコチラからダウンロードいただけます。


◎基調講演 14:10~14:40
総合型地域スポーツクラブへの休日運動部活動の地域移行
~はしまなごみスポーツクラブ×羽島市立竹鼻中学校の実践を通して~

中尾 聡 氏(岐阜県羽島市役所市民協働部スポーツ推進課)

◎パネルディスカッション 14:40~16:00
<パネリスト>
兵庫県教育委員会の立場から:土井 一弥 氏(兵庫県教育委員会事務局スポーツ振興課副課長)
市町自治体の立場から:村崎 和幸 氏(明石市教育委員会事務局学校教育課部活動改革コーディネータ)
地域スポーツクラブの立場から:福田 幸夫 氏(NPO法人加古川総合スポーツクラブ理事長)
<ファシリテーター>
森田 啓之 氏(兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授、兵庫体育・スポーツ科学学会理事・ひょうご地域スポーツ振興プロジェクト委員長)
<コーディネーター・司会>
谷 めぐみ(摂南大学講師、兵庫体育・スポーツ科学学会理事・研究企画委員会委員長)

参加費:無料
主催:兵庫体育・スポーツ科学学会
後援:兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県スポーツ協会

注:会場へは公共交通機関をご利用ください。シンポジウム当日はマスクの着用、消毒等の新コロナウイルス感染予防へのご協力をお願いいたします。また、今後の新型コロナウイルス感染状況によってはシンポジウムの開催方法が変更される場合があります。その場合はご入力いただいたメールアドレスならびに学会ホームページにてお知らせいたします。

第33回学会大会が開催されました

令和4年度総会・第33回学会大会が開催されました

 令和4年5月28日土曜日、令和4年度兵庫体育・スポーツ科学学会総会及び第33回学会大会が盛況のうちに終了しました。芦屋の街並みを一望できる芦屋大学の素晴らしい環境の中で、久しぶりの対面開催が実現し、学会大会の素晴らしさを再認識できた一日となりました。2年前は誌上開催、昨年はZoomによるオンライン開催、いずれも発表者として当日を迎えていた筆者でしたが、発表者の先生方の充実した表情を拝見すると、多忙を理由に発表申し込みを怠った5月上旬の自分を叱りつけてやりたくなりました。改めまして、素晴らしい環境で学会の運営にご尽力頂いた、青木敦英先生をはじめ、芦屋大学の皆様には感謝を申し上げます。
 さて、12時から行われた総会にあたっては、会長の土肥隆先生(兵庫県立大学)の挨拶に始まり、舩越達也先生(福井工業大学)の流れるような議事進行の下、全ての議事が承認されました。日本体育学会が日本体育・スポーツ・健康学会と名称変更を行ったことに伴う学会規則変更が議事に挙がりましたが、ようやく時代が兵庫に追いついたかと、会員歴10年余りの若輩者が勝手に誇らしげな気持ちを抱いていたことは、口外無用でお願いしたく存じます。12時45分からの学部生によるポスター発表では合計4題の発表があり、3分の口頭説明がそれぞれの演題で行われた後、15分間の意見交換を行いました。不肖私めが進行役を仰せつかりましたが、どの演題も発表者と参加者の意見交換が活発に行われ、学生たちも堂々と対応を行っており、大変頼もしさを感じました。進行役としては15分で終了することに若干の心苦しさを感じましたが、心を鬼にして終了のアナウンスをさせて頂いた次第でございました。発表内容や抄録の内容から、山本立樹先生(関西国際大学)、山下賢先生(尼崎市立清和小学校)、大平誠也先生(関西国際大学)による「小学校低学年における宝運びゲーム(タッチいやゴー)の援助自己効力感に関する研究」が見事に学生優秀発表賞に選出されました。取り組まれている内容ももちろんですが、キャッチーなフレーズが大変分かりやすく、子どもたちが楽しそうにプログラムに取り組む姿が目に浮かびました。
 その後、13時20分からの一般発表では合計16題の発表があり、いずれの発表でも多くの質疑応答がなされました。スポーツバイオメカニクスを専門とする筆者にとっては社会学系の研究に触れる機会があまりなく、どの発表も自分では発想も及ばないような研究がなされており、幅広い分野での研究者が一堂に会する、兵庫体育・スポーツ科学学会の学会大会らしさを十二分に堪能できる機会となりました。大変残念ながら大会後の懇親会は中止となりましたが、一刻も早くコロナの影響が収まり、次年度は活発な情報交換の場が設けられますことを心の底から願っております。末筆ではございますが、今後の兵庫体育・スポーツ科学学会の益々のご発展を祈念し、結びの言葉とさせて頂きます。

(太成学院大学 村田和隆)
 

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令和4年度兵庫体育・スポーツ科学学会総会及び第33回学会大会(ご案内)

今年度の学会大会のお知らせです。
以下、開催概要を記載いたしますので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。
当初予定より開催時間が変更となりましたので、ご確認ください。


(1) 期 日:2022年5月28日(土)13時〜 12時~

(2) 会 場:芦屋大学(〒659-0011 兵庫県芦屋市六麓荘町13-22) 本館4F国際会議場
 「車での来校も可」となりました。入構門の警備員の指示に従って、学内に適切に駐車をして下さい。

(3) プログラム(時間は、発表演題数により前後することがあります)
 総会 13時00分~14時00分 12時~
 学部生発表(ポスター形式) 14時10分〜14時50分 12時45分~13時15分
 研究発表、実践報告、事例報告 15時00分~ 13時20分~
 懇親会(場所:未定) 17時30分~(または18時~) 中止


第33回学会大会のご案内

第33回学会大会申込書

第33回学会大会プログラム(時間修正版)

2021年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウムのご案内

 2021年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウム

テーマ:
ワールドマスターズゲームズ2021関西の開催による兵庫県の生涯スポーツ振興に向けて

 おおむね30歳以上のスポーツ愛好者の誰もが参加者となれる世界最大級の生涯スポーツの総合競技大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」。新型コロナウイルスによりスポーツ活動やイベント開催が自粛された昨今、制限された環境下であっても大会参加や日々のトレーニングに励む様子がマスメディアやSNSでも取り上げられている。世界各国から選手を迎え入れる大会運営側においては、大会の理念・趣旨を完全な形で実現するために開催方法や運営体制について様々に協議を重ね、選手を迎え入れる準備をしていたが、やむなく再延期が決断され、新たな開催時期について現在、国際マスターズゲームズ協会(IMGA)と協議が進められている。
 本シンポジウムでは、兵庫県内におけるワールドマスターズゲームズ2021関西の開催動向に注目し、選手やボランティアとして過去大会への関わり踏まえ、実践的・学問的な観点から語り合う。学会として「する」「みる」「ささえる」スポーツを通じ、生涯にわたりスポーツに関わり続ける魅力と楽しさを多角的に探り、兵庫県内における生涯スポーツ振興の可能性について考える。


日時・会場:2021年12月12日(日)14:00~16:00(受付 13:30~)
神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパス B号館3階 301講義室
参加費:無料
参加方法:Webからの事前申し込みにて受付(先着200名)
「コチラ」をクリックして、お申込みいただけます。→ コチラ
申し込み締め切り:2021年11月30日(木)

案内チラシもダウンロードいただけます。

 
◎シンポジウム 14:00~16:00
<パネリスト>
兵庫県実行委員会の立場から:
榊 丈直 氏(兵庫県教育委員会事務局WMG2021推進課課長)

競技団体の立場から:
尾上俊雄 氏(兵庫県オリエンテーリング協会会長)

WMG2017オークランド大会出場選手の立場から:
谷所 慶 氏(関西大学人間健康学部准教授)

WMG2005エドモントン大会ボランティアの立場から:
彦次 佳 氏(和歌山大学教育学部准教授)

<コーディネーター>
谷 めぐみ(湊川短期大学幼児教育保育学科准教授)
柳 久恒(神戸学院大学経営学部准教授)

主催:兵庫体育・スポーツ科学学会
共催:ワールドマスターズゲームズ2021関西 兵庫県実行委員会


注:会場へは公共交通機関をご利用ください。シンポジウム当日はマスクの着用、消毒等の新型コロナウイルス感染症予防へのご協力をお願いいたします。また、今後の新型コロナウイルスの感染状況によってはシンポジウムの開催方法が変更となります。その場合は学会ホームページならびに事前申し込みいただいたメールアドレスへお知らせいたします。

第32回学会大会が開催されました

 令和365日土曜日、令和3年度兵庫体育・スポーツ科学学会総会及び第32回学会大会が開催されました。

誌上開催となった昨年度に続き、今年度も、芦屋大学の皆様に、学会開催に向けご検討いただいておりました。しかしながら、いまだコロナ禍の終息は見通せず、対面式学会を安全に開催することは困難であるとの判断から、芦屋大学での開催を断念し、今年度は、Zoomによるオンライン開催とすることとなりました。

青木敦英先生をはじめ、芦屋大学の皆様には、日程調整、会場確保等にご尽力いただき、誠にありがとうございました。コロナ禍が過去の出来事となり、芦屋大学の素晴らしい施設をお借りして、本学会を安全に開催させていただける日が来ることを、心より願っております。

さて、初のオンライン開催となった今年度の学会大会では、PC画面の共有、という発表特性から、例年の「学部生ポスター発表」が、「学部生発表(パワーポイント・横スライド・計1枚)」に変更されました。今年度のエントリーは7件でした。各発表において、要点を簡潔にまとめた優れたスライドが示され、3分間の発表に対し、3分間の活発な質疑応答がみられました。審査の結果、学生優秀発表賞には、森広薫ほか、「静的立位における認知課題提示のコントラストに関する試験的研究」が選出されました。

続く一般研究発表では、50名を超える会員が参加する中、計10演題の発表が行われました。オンライン開催に不安もありましたが、発表者の先生方のご協力により、各発表は滞りなく進行し、発表後には活発な議論が行われました。秋元が担当した、タイムキーパーによる発表時間の通知が機能しなかった(マイク越しにベルを鳴らすもほとんど聞こえなかった)点は、事前に確認すべきであったと大いに反省しております。

例年とは異なる開催方法となりましたが、参加いただきました皆様には心より御礼申し上げます。学会大会の広報と事務面を支えていただきました本学会事務局の森田啓之先生、小田俊明先生、中須賀巧先生(兵庫教育大学)にも、改めまして御礼申し上げます。また、当日の座長、懇親会進行は、学会大会委員会の木村哲也先生(神戸大学)、矢野琢也先生(兵庫大学)、金山千広先生(立命館大学)、高松祥平先生(神戸親和女子大学)にご担当いただきました。ありがとうございました。現体制での学会大会委員会は本大会終了をもって解散いたします。次年度以降は、新委員長の森田啓之先生の下、新体制の委員会により学会大会の開催が検討されることになります。引き続き、多くの会員の皆様、学部学生の皆様に参加いただけますよう、お願い申し上げます。

(学会大会委員会委員長 秋元忍)

令和3年度兵庫体育・スポーツ科学学会総会及び第32回学会大会(ご案内)

今年度の学会大会のお知らせです.今年の学会大会はオンライン開催となりました.

以下に開催概要を示します.


総会及び学会大会要領

(1) 期 日:2021年6月5日(土)13時〜  

(2) 会 場:Zoomによるオンライン開催

発表申込および抄録送付〆切  2021年5月5日(水・こどもの日)必着

 

大会参加費 

会員       : 無料

正会員以外     : 500

オンライン懇親会費 :無料(お好きな飲み物、食べ物をご用意ください。)

 

学会大会の詳細については以下リンクをご覧ください.また,学会参加申込書も以下にリンクがございます.

 

2021総会及び学会大会案内(最終版).docx

 

2021学会参加申込書(最終版).docx

 

 

2020年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウムのご案内

2020年度 兵庫体育・スポーツ科学学会秋季シンポジウム

 

テーマ:

「ニューノーマル時代における新たな運動・

スポーツ実践に向けて」

 

 新コロナウイルスの感染拡大という社会状況の中で、スポーツはこれまでの実践方法の見直しを迫られた。学校スポーツではオンライン,オンデマンドでの授業実施、各種競技大会が中止されることによる進学や就職への影響、地域スポーツではプログラムや教室の見直しや開催自粛、民間スポーツでは営業自粛など、各方面において非常に多くの影響が出た。その一方で、緊急事態宣言の自粛期間中にトレーニングやスポーツ実践の動画配信などが多数行われ、「スポーツの多様化」も見られた。これらはニューノーマル時代における新たな運動・スポーツ実践としてとらえられるであろう。

 本シンポジウムでは,「ニューノーマル(新しい生活様式)」に基づいて今後運動・スポーツは新コロナウイルスとどのように関わりながら実践して行く必要があるのか、その方向性についてディスカッションする。ニューノーマル時代における運動・スポーツ実践の方向性に関する知と情報の集積と蓄積を目指す。

 

日時・会場:

 

 

 20201025(日) 14:0016:00(受付13:30〜)

 兵庫県立大学 神戸商科キャンパス 教育棟Ⅱ 105教室

 参加方法・参加費:当日会場にて受付 無料

 

シンポジウム 14:1016:00

 

パネリスト:

学校スポーツ関係者の立場から:

賀屋 光晴(兵庫医療大学)

 

地域スポーツ関係者の立場から:

井原  一久NPO法人アスロン理事長)

 

民間スポーツ関係者の立場から:

佐藤 博志(ゴールドジム神戸元町)

 

コーディネーター:

谷 めぐみ(湊川短期大学),

伊藤 克広(兵庫県立大学)


 

会場アクセス:

 

角丸四角形吹き出し: 会場:教育棟Ⅱ 1階 105教室角丸四角形: 正門角丸四角形: 至 学園都市駅(神戸市営地下鉄西神・山手線)

 

 

主催:兵庫体育・スポーツ科学学会

 

 

注:会場へは公共交通機関をご利用ください。シンポジウム当日はマスクの着用、消毒等の新コロナウイルス感染予防へのご協力をお願いいたします。また、今後の新コロナウイルス感染状況によってはシンポジウム開催が延期および中止される場合があります。その場合は学会ホームページ(https://www.hspess.jp/)にてお知らせいたします。

 

第31回大会の「通常開催の中止」、並びに「研究発表の誌上開催」のご案内

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兵庫体育・スポーツ科学学会 会員・関係者の皆様

 

 兵庫体育・スポーツ科学学会
 会  長  高 見   彰
 理事長  鵤 木 秀 夫

 

 

31回大会の「通常開催の中止」、並びに「研究発表の誌上開催」のご案内

 

 

平素は学会活動にご支援、ご協力賜り感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の対応に大変な日々をお過ごしのことと存じます。緊急事態宣言はようやく解除されましたが、従来の生活に安易に戻ることは避けつつ当面は「新しい生活様式」に慣れていくことが求められています。

そのような状況下、この度、66日に開催を予定していた令和2年度総会・学会大会の通常開催が困難(現地開催は中止)と判断させていただきました。

つきましては、次のような形式で代替させていただきたく、ご案内致します。

 

(1) 総会について

 総会資料(会員宛に郵送済み)をもとに、議事についてご審議いただく「書面審議」といたします。審議事項をご確認いただき、ご質問や反対のご意見などございましたら、6月10日(水)までに下記の事務局宛にご連絡下さい。

会則第16条に「総会および理事会の議事は、出席者の過半数をもって決定する。」とありますので、今回は特にご連絡のない場合は承認とし、会員の過半数から反対のご意見が無い場合は提案通り承認いただいたこととさせていただきます。

 

(2)学会大会の発表について

学問推進観点から、抄録集(これも会員宛に郵送済み)を活用していただく「誌上開催」といたします。各演題抄録に第一著者の連絡先を記載させていただきましたので、必要に応じて情報・意見交換などを行っていただければ幸いです。

なお、「誌上開催」の学会大会発表としての実質化の観点から、各セッションの座長よ り、第一著者に対し、発表内容に関する質問を、学会開催日までにメールにて送信することとしました。第一著者の皆様には、座長と会員からの質問にはメールにて回答いただき、本学会大会におけるディスカッションの記録として保存をお願いいたします。

 

 異例の対応になりますが、コロナ禍においても学会活動を進めていくための措置としてご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

 

 

連絡先

兵庫体育・スポーツ科学学会事務局  森 田 啓 之

673-1494 兵庫県加東市下久米942-1

 兵庫教育大学大学院学校教育研究科 森田啓之研究室内

TEL&FAX 0795-44-2227  Email: hmorita@hyogo-u.ac.jp

 

同文の文書ファイル  学会中止HP周知書類.docx

 

 

 

第31回総会・学会大会の開催、並びに開催に向けた今後の対応について(お知らせ)

 令和2410

兵庫体育・スポーツ科学学会会員、関係者の皆様

 

 

会長 高見 彰

 

31回総会・学会大会の開催、並びに開催に向けた今後の対応について(お知らせ)

 

平素は本学会にご支援、ご協力をいただき、ありがとうございます。

さて、本日は「第31回総会・学会大会の開催、並びに大会開催に向けた今後の対応」についてお知らせいたします。

まず、本年度の総会・学会大会ですが、66日(土)午後に芦屋大学を会場として開催いたします。是非とも多くの方々の参加と発表申し込みをお願いする次第です。会員の皆様には先般、開催要項を郵送しており、学会担当理事並びに役員で準備を進めておりますので、ご予定いただけますよう重ねてお願い申し上げます。

しかしながら一方では、ご存知の通り、新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。兵庫・大阪には緊急事態宣言も出され、不要不急の外出を控えるようにとなりました。関西の多くの大学が5GW明けからの授業開始に変更となっています。この1ヶ月で収束に向かってほしいと願うばかりです。

このような状況の中、いずれかの段階で6月6日開催の可否(例えば、延期もしくは中止など)について最終判断をしなければならないと考えています。以下、現時点での理事会における検討状況をお知らせします。

・懇親会は実施しない(決定事項)。

・発表については、「学会員としての今年の発表の場を確保する」という方針のもと、可能な形での開催を模索する。それが難しい場合には、日程延期もしくは『誌上開催(HP上での抄録公開による個別の意見交換)』を検討する。

・総会については書面等による審議の可能性と具体的方法を検討する。

したがいまして、申し込みをしたにもかかわらず発表演題自体が取り消しになることはありませんので、安心して発表申し込みの準備をしていただければと思います。

今後の日程としましては、5月2週目終わり(ちなみに、発表・参加申込締切が5/6)を目処に改めてHPにて検討結果をお知らせする予定にしておりますので、ご了承下さい。

最後になりますが、関係の皆様方におかれましても、お身体にはくれぐれもご注意下さいませ。

 

追記

 皆様の移動の時期と重なったこともあり、3月下旬に郵送した案内物が宛名当たらずでいくつか戻ってきております。会員であるにもかかわらず、手元に届いていない方におかれましては、お手数ですが事務局(森田:hmorita@hyogo-u.ac.jp)までお知らせいただけましたら幸いです。申し訳ありません。

 

 

 

 

 

 

 

令和2年度兵庫体育・スポーツ科学学会総会及び第31回学会大会(ご案内)

 令和2年度兵庫体育・スポーツ科学学会総会及び第31回学会大会(ご案内)

(1) 期 日:2020年6月6日(土)13時〜

(2) 会 場:芦屋大学六麓荘キャンパス(〒659-0011 兵庫県芦屋市六麓荘町13-22)

(新型コロナウイルス対応により変更可能性があります.以降の連絡事項にもご注意ください)

詳細は以下のPDFファイルをご覧ください.

令和2年度総会・学会大会).pdf